

転職活動を始める事を決断したけれど、どのようにやれば上手くやっていけるか迷っている方は多いはず!
そこで今回は2つの視点から、上手く転職活動を行う事について解説していきます。
2つの視点とは情報漏洩と転職活動そのものという事です。
情報漏洩
最も防がなければならない点は、転職希望企業から内定を得る前に現職の社内に転職活動中であることが漏れることです。
本来あってはならない事ではありますが、現職社内に転職活動中であることが漏れたことで転職活動に支障がでるような状況に陥ってはなりません。
転職の相談
転職には様々な悩みが生じることは当然の事です。しかし、この相談を社内の同期、仲の良い先輩等相談しやすいと思い相談すると瞬く間に社内に情報が洩れます。
もし相談するのなら、現職とは取引等無縁な組織の友人や学生時の旧友等に行いましょう。
電話での通話
転職活動中に転職エージェントまたは直接応募した求人企業から電話がかかってくる事があるでしょう。
その時は直ぐに「折り返し電話をかける」という事を告げ、通話を切りましょう。そして社内であれば誰も来ないであろう会議室または会社近くの静かな場所に移動して折り返しの電話をしましょう。通話時間が短いからと安心して転職活動関連の通話をしていても結構その通話は近くの人に漏れているものです。
ソーシャルメディアの注意
ご存知の通り、ソーシャルメディアの利用は様々でかつ誰がどのようにソーシャルメディアを利用しているかわかりません。
よってソーシャルメディアで転職活動に関する情報を共有しないようにし、同僚や上司とのつながりに気を付けましょう。
就業中の求人情報を収集
就業中何気に求人情報を検索しがちです。わたしもオフィスで求人検索を何気にしてしまいます。ただし転職活動していない時ですけど。
転職活動中は、オフィスでPCを使い求人情報収集に関わる行動は一切控えましょう。また就業中に社用または私物スマートフォンを使って求人情報検索する事も同様に控えましょう。
個人のデバイスを使用
転職活動に安易に社用PCや社用スマートフォンの使用は控えましょう。企業の情報システム部門は、社用PCや社用スマートフォンの不適正使用の監視も業務内容です。
例えば通常オフィスでのみPCを利用する業務であるにも関わらず、社用PCを自宅に持ち帰り、応募書類作成等転職活動に利用する事等も安易に情報システム部門には記録として残ります。
このような事から転職活動を社内に漏らさないようにしましょう。
よって転職活動に必要となるPCやスマートフォンは、私物を使いましょう。もし持っていなかったら、転職活動の一環として購入しましょう。
個人用のメールアカウント(電話番号を含む)
転職サイトに登録する際を含み転職活動に関連するコミュニケーションに安易に社用のメールアカウントを使わないようにしましょう。
必ず個人用のメールアカウントでコミュニケーションを図りましょう。
もし、スマートフォンで利用しているメールアドレスしかお持ちでない方は、PC及びスマートフォンの両方で利用できる(例えばGoogle Gmail)メールアカウントを作成しましょう。
仕事時間外に活動
仕事中に転職活動に関わる事を行えば、通常業務に対して集中力が欠ける要因となるでしょう。こうした通常と違うことが綻びのキッカケとなるかもしれませんので注意が必要です。
転職活動は仕事の合間や休日、勤務終了後に行いましょう。
社内での業務時間中は仕事に集中しましょう。
面接の日程調整
面接日程を調整する際、現職の仕事と衝突しないように計画しましょう。
中には面接日に有給休暇を取って対応するとよく耳にします。
私は勤務終了後、求人企業のオフィスまたは高級ホテル内で行う面接日時調整をしていました。よって面接開始時刻が午後7時以降になってしまいますが、その日の勤務は終了していますので面接に集中できました。
推薦状のリクエスト
外資系企業では推薦状を求める場合があります(欧米では普通の事)。
転職経験者であれば前職以前の上司等に依頼しましょう。
転職未経験であれば学生時の教授等に依頼することで社内関係者への依頼を回避しましょう。
転職サイトの設定:
転職活動に利用する転職サイトや求人情報サイトのプライバシー設定を確認しましょう。
このようなサイトの多くは登録者の匿名性には十分気を付けているとは思いますが、もしそうでなければ現職の同僚や上司等に情報漏洩の危険性があります。
今一度確認が必要です。
転職エージェントとの面談及び求人企業との面接経路
転職エージェントとの面談や求人企業との面接へ向かう経路は、日頃の通勤経路とは違うはずです。
そのような時に現職関係者等に見掛けられることもあるでしょう。それは避けられませんが、例え声を掛けられても「所用のため急いでいる」とでも話して目的地へ向かいましょう。
私はある企業へ面接に向かうにあたり企業が入居するビルのエントランスで知り合いと会いました。友人は私の現職を知っており、そのビルに来た目的を探ろうとしましたが、直ぐに別れてエレベーターに乗りました。友人は勝手に憶測したのかもしれませんが、私は一切何も話しませんでした。
転職活動
転職活動そのものを上手くやっていく方法については、既に別の記事に書いています。
以下の記事を参考にしていただければ幸いです。
外資系企業への転職の第一歩
[5ポイント]転職活動成功の早道、自分の強みをしっかり把握
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