転職活動が進まない、原因は転職エージェントだった。

転職の対策

 

何かと不安が止まない転職活動。

 

転職エージェントを利用する事で、バラエティに富んだ求人案件を紹介してもらえると企み転職活動を進めたが、転職エージェントとの面談後先行きが見えなくなったと言う転職希望者はいないだろうか?

 

私の事例を含め、円滑に転職活動を進めるにあたり、転職希望者であるあなたにとって不都合な転職エージェントの判断の目安となれば良い。

 

 

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転職エージェントは、必ず複数以上登録しましょう。

転職エージェントを利用する転職活動とはいっても各々転職エージェントへの認識が違うことでしょう。また転職が今回初めての方がいれば、数度の転職経験をお持ちの方もいることでしょう。

 

特に転職経験の浅い方にお願いしたい事は、「必ず転職エージェントは複数利用しましょう」という事です。かといって数多くの転職エージェントに登録すれば転職が効果的に進む訳ではありません。具体的には3~5社の転職エージェントを同時利用しましょう。

 

そうした中、一緒に転職活動をしていて不都合な転職エージェントは、切り捨てその後可能なら他の転職エージェントに登録して常時一定数の転職エージェントと共に転職活動を行いましょう。

 

不都合な転職エージェントとは?

転職活動がうまくいかない事を転職エージェントに責任転嫁してはいけませんが、人間同士のことですからどうしても相性等があります。結果的に転職希望者であるあなたの転職活動がうまくいく事を第一に考え行動しましょう。

 

ではあなたにとって「不都合な転職エージェント」とは、

 

適切な求人案件の提供不足:

 

転職エージェントが提供する求人案件が希少で、転職希望者の希望やスキルに合った案件が少ないため、選択肢が限られてしまう。

 

所詮、求人案件にある要件と転職希望者のスキルや経験のマッチングがなければ、その求人に応募したところで企業の書類選考をパスすることはない。一因としてその転職エージェントは、あなたのスキルや経験に見合った求人案件を持ち合わせていない可能性があります。またその転職エージェントが得意とする顧客の業界や職種があなたのキャリアと乖離があるのかもしれません。

 

コミュニケーション不足:

 

転職エージェントとのコミュニケーションが不十分で、希望条件や転職の目的が正確に伝わっていない可能性がある。

 

面談で転職希望者が転職エージェントに理解してもらいたい事が「希望条件」でしょう。転職エージェントに必要なスキルであるコミュニケーション能力に欠け、求人案件にある年収の額や勤務地が希望条件と開きがあるようだと、単純に転職エージェントには人の話を聞く能力に欠けているのかもしれません。

 

求人情報の不正確さ:

 

転職エージェントが提供する求人情報の正確性に欠け、実際の求人内容とのギャップが生じている場合。

 

求人案件に関する書類には、労働条件、要件または担当する業務内容が記載されている。この情報は求人企業によって作成されているが場合によっては内容が薄い場合があり、転職希望者としては不明内容について転職エージェントを介して確認する事となる。しかし、帰ってくる回答が質問内容に沿っていない、既に求人案件に関する書類に記載されている内容と乖離している場合がある。

 

 

希望条件の無視:

 

エージェントが自身の希望や要望を無視し、関連のない求人案件を紹介してくることがある。

 

このようなケースはないだろうと思うでしょう。しかし、私の実体験としてあります。まだ私が30代にならんとする時、大手転職エージェントR社に登録していたところ、東京に住み転居を伴わない転職先(これまでのキャリアを元に特定の職種)を探していました。そうしたところ愛媛県にある大手電機メーカー子会社の面接の誘いを受けました。事情を聞くと、R社の実績を残すことが理由でした。またその大手電機メーカー子会社から交通費が支給されるからと懇願されました。私は愛媛県の温泉に面接後行くことを目的に愛媛県に向かいました。

 

 

迅速な対応不足:

 

転職活動はタイムリーな対応が求められるが、転職エージェントの反応が遅いため、求人案件に対して既に内定者が出ていた。この対応不足にはメール等に対するレスポンスの遅延も含まれる。

 

ご承知の通り、転職エージェントは多くの転職希望者を抱えている。それは彼らにとって求人企業から紹介料を得る種だからである。しかしながら転職エージェント自身のマネジメント能力の欠如により転職希望者の意思をタイムリーに実行できず、求人企業にその意思を伝え応募書類を送付した時点で既に求人企業は内定を他者に出しており、選考叶わずとなる。

 

これは別の角度から見れば、転職エージェントとの面談時に転職希望者の価値を認識させることが出来なかった事に要因があるかもしれないので、他の転職エージェントとの面談時にはこのことを反省して売り込み方を考えて面談に臨みましょう。

 

登録情報の不備:

 

転職エージェントに提供した転職希望者の応募書類(履歴書・職務経歴書(日英両方))を元に転職エージェント社専用フォームに転記して求人企業に応募書類として送られる。しかし、その転記作業において転職希望者のスキルや経験を十分に理解するに足りる内容となっていない事がある。

 

あくまでもご参考までに、私自身は主に外資系企業に転職してその回数は少なくない。そのことも影響しているのか転職エージェントが求人企業の送った転職エージェント専用フォームの応募書類と私自身が作成した職務経歴書と乖離している時があるので、実際の求人企業との面接時には私自身が作成した職務経歴書を複数部持参して面接担当者に手渡ししている。

 

誠実さの欠如:

 

転職エージェントが求人企業からの手数料を優先し、転職希望者のキャリアや希望に真摯に向き合わず手あたり次第に転職希望者にその求人企業からの求人案件を紹介する。

 

フォローアップ又はフィードバックの不足:

 

面接後の進捗状況やフィードバックの提供がなく、転職活動の進展状況を把握できないことがある。

 

また面接が残念ながらパスしなかった場合、今後の転職活動の為にフィードバックは有益な情報となるが、その提供がない。

 

 

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