転職活動は初めてでも数回経験をしていても不安な事だらけである。
そうした中、転職希望者にとって大きな手助けになるいかも知れない転職エージェントとの面談が決まり、僅かな希望と同時に不安が生じるでしょう。
さて、転職における転職エージェントの立場を確認した上で、あなたにとって利用しがいのある転職エージェントとなるようにしっかり準備して面談に臨みましょう。
その前に初めての転職又は転職経験の少ない方に確認します。
ご承知の通り、転職エージェントは、求人企業から求人案件を元にその求人案件に見合うであろう転職希望者を求人企業に紹介します。そして求人企業がその転職希望者を採用する事で、転職エージェントは紹介料を得ることを生業としています。
転職エージェントはあくまでも求人企業の利益の為に活動するという事です。転職希望者のサポートを主な業務としていません。転職希望者が転職エージェントの活動でサポートの具合等に不平不満を訴える光景を散見しますが、これは転職希望者が転職エージェントの生業を理解していないことによるすれ違いから生じるものです。
いかなる転職エージェントでも面談が設定されたという事は、あなたに紹介できる求人案件がある事になります。
多くの転職希望者は既に転職エージェントに渡っている履歴書・職務経歴書(日英両方)を元に求人案件を紹介されるのだから、時間を割いて転職エージェントと面談しなくても良いだろうと考えがちです。
ここで大切なことは、転職希望者が転職エージェントと面談する機会を得たので有効に使うことです。
転職エージェントからの視点から見れば、受け取った履歴書・職務経歴書(日英両方)では理解できない転職希望者のコミュニケーション能力・人間性または求人案件によっては英語によるコミュニケーション能力を転職エージェント自ら検証することでしょう。
転職希望者は、貴重な面談の機会をどれだけ転職希望者のキャリアや将来性等を転職エージェントに売り込めるかが鍵となるでしょう。
だたし、相手となる転職エージェントが日本企業なのか外資系企業なのかでも対応を変えることが肝要となります。
日本資本エージェント
外資系エージェントに比べ、転職希望者に寄り添った対応に感じる方が多いだろう。
しかし、ビジネスに徹した外資系エージェントに比べ日本人気質が現れたものであり、転職希望者としては転職希望者の立場と転職エージェントの立ち位置を忘れずに接する事を忘れてはいけない。
現在転職エージェントの多くはリラックスした服装での面談と伝えがちである。しかし、当初説明した通り、転職エージェントは履歴書・職務経歴書(日英両方)では判断できない要素を確認する為に面談が設定される。
服装は求人企業での面接と同様の服装で面談に向かいましょう。
次に実際面談時に転職エージェントは転職希望者のコミュニケーション能力(日英両方)に大変関心を持つ。ご承知の通りどんなに能力のある人材であっても企業で働くにあたり如何なるポジションであってもコミュニケーション能力は大切な要素となる。
よって転職エージェントとのコミュニケーションは丁寧に焦らず相手の理解度に合わせましょう。
外資系エージェント
転職経験が幾ばくかある方であれば、多くの外資系のエージェントが日本でビジネスを展開していることはご存知でしょう。
日本資本エージェントに比べ外資系エージェントは、例え日本人であっても本質的な事を重要視している。
面談が設定されたという前提なので、転職エージェントは既に転職希望者が送付した履歴書・職務経歴書(日英両方)を元に幾ばくかの求人案件を用意しているでしょう。
しかしながら、履歴書・職務経歴書(日英両方)に記載されているキャリアと転職エージェントが保有する求人案件の要件と乖離していたら、全く相手にされないだろう。
その上で、外資系エージェントも日本資本エージェントと同様にリラックスした服装での面談を伝える事が多いが、この点においては多少リラックスした服装で面談に向かっても何ら転職希望者の転職活動に影響しないだろう。
また外資系エージェントとの面談では外国籍エージェントとの面談となる事が多い。日頃外資系企業等で日常的に英語をビジネスで使用している転職希望者であってもビジネスで使う専門的な用語を英語で表現できても転職に関わる英語を日頃使わない方も多いでしょう。
日頃使わない転職に関わる英語を用いて転職エージェントとのコミュニケーションを練習しておきましょう。
コメント