[5ポイント]転職活動成功の早道、自分の強みをしっかり把握

転職の対策

 

tenshokumura
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転職活動するにあたり、履歴書や職務経歴書をただ時系列に記載して完成としていませんか?

 

tenshokumachi
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私の強みって何だろう?

 

20代前半であれば、例えキャリアとなるスキルや経験に基づく成果が少なくとも将来の可能性を見込んで採用を行う企業も多い事だろう。

 

しかし、30代以降転職するあたり、キャリアが無く消去法として「未経験」でも入社可能な企業を転職先に選んでしまうと、現在より労働条件を下げることになり当然年収も下がるのでモチベーションを上げるきっかけを無くしてしまうでしょう。

 

例えば30代であれば既にビジネス経験10年前後になるので、新卒で社会に出てから今日を振り返れば様々な経験をしているでしょう。

 

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スキルインベントリーの作成:

転職の事を話題にすると「キャリアの棚卸し」という言葉を耳にする。また企業では社員のスキルや資格等の情報を管理しやすいように一覧にした表を「スキルインベントリー」という。

 

さて、30代であれば10年前後の期間、40代であれば20年前後の期間のビジネス経験を過ごし、直近の得意な分野やそれに基づく強みはすぐに思いつくでしょう。

 

しかしながら、転職活動となればこれまでのビジネス経験全てを自己評価して転職する目標を定めなければなりません。

 

そこで「スキルインベントリー」を作成してこれまでの経験等に基づくスキルや成果を視覚化して自分の強みを明らかにしていきましょう。

 

最初にこれまで携わった業務を時系列に記載していきましょう。

 

新卒で入社した企業の配属された部署から現在在籍する企業の部署ごとの一覧を作成し、それぞれの部署でどのような業務を担っていたのか記憶や手持ちの資料等を確認しながら、書いていきます。

 

しかし、ただやみくもに書き起こしても整理できないので「業務内容」「ポジション(役割・役職)」「成果・実績」「取得したスキル・資格・経験」「得意分野・不得意分野」「成功体験」「失敗体験」という項目毎に記載していきましょう。

 

これらの中で例えば「成果・実績」は必ずしも数値化できるとは限りません。その場合組織内等で自分がどうであったのかという点を相対的で構わないので記載しましょう。

 

成果(成功体験)を振り返る

成果を得たまたは成功したときはそのような努力があり新たにどのようなスキル等を身につけたのか思い返してみましょう。

 

またその結果に至るプロセスをSTARメソッドで分かり易く書きましょう。

 

STARメソッドのSTARとは「Situation(状況)」、「Task(課題)」、「Action(行動)」、「Result(結果)」の頭文字をとった言葉で、物事の始まりから終わりまでを論理的に説明ができます。

 

Situation, task, action, result

 

The situation, task, action, result (STAR) format is a technique used by interviewers to gather all the relevant information about a specific capability that the job requires

 

  • Situation: The interviewer wants you to present a recent challenging situation in which you found yourself.
  • Task: What were you required to achieve? The interviewer will be looking to see what you were trying to achieve from the situation. Some performance development methods use “Target” rather than “Task”. Job interview candidates who describe a “Target” they set themselves instead of an externally imposed “Task” emphasize their own intrinsic motivation to perform and to develop their performance.
  • Action: What did you do? The interviewer will be looking for information on what you did, why you did it and what the alternatives were.
  • Results: What was the outcome of your actions? What did you achieve through your actions? Did you meet your objectives? What did you learn from this experience? Have you used this learning since?

 

[引用元: Wikipedia: Situation, task, action, result]

 

失敗体験を振り返る

失敗体験をした時、失敗したまま物事を終えていないはず、失敗したときはそこから何を学びどう克服したのか書きだしてみましょう。

 

この事も上記STARメソッドを用いましょう。

 

自己分析テストを受ける

客観的に自分の事を理解しているようでしていないことが多いものです。そこで自己分析ツールを使えば、自分がどのようなタイプなのか理解することができます。

 

例えば「エニアグラム」は人を9つのタイプに分け、90問の質問に答えていくことでそのどれに当たるのかを診断できるという心理テストです。ネット検索すると無料でエニアグラム診断を受けるサイトもあります。

 

また転職サイト・アプリで自己分析ツールを提供しているところもあるので活用してはいかがでしょう。

 

アピールポイントの抽出と自分の強みをピックアップ

これまでのキャリアの振り返りと自己分析であなた自身としてアピールポイントが幾つか選べたことでしょう。それはスキルでも資格でもはたまた性格によるものかもしれません。

 

その上でこれまで積み上げたスキルと経験を元に転職先となる目標を定めましょう。

 

そして転職活動で応募する求人案件に記載してある要件とあなた自身のアピールポイントを含んだキャリアと経験を照らし合わせた上で、その求人案件に応募する職務経歴書を修正し、また面接時にはその求人案件に対して自分が強みだと思う点を強調して表現するようにしましょう。

 

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